5日は、関西大学Aリーグ初戦、天理大学との一戦が行われました。
会場は、近鉄花園ラグビー場第Ⅰグラウンド。
同志社大学と天理大学との対戦は、2試合目のキックオフとなりました。
この日花園には、第Ⅰグラウンド2試合、第Ⅱグラウンド2試合の計4試合、全8大学が集結し、OBの方を含め、たくさんの方々が応援に駆けつけてくださいました!
台風18号の影響が心配された第一節ではありましたが、どの試合も天候の影響はほとんどなく、開幕戦にふさわしい最高の舞台となりました。
天理大学とは、昨年Aリーグ第二節で対戦し、勝利を収めました。
しかし、6月に行われた春シーズン最終戦では惜敗。
関西制覇へ向け、リベンジを果たすという意味でも、絶対に負けられない初戦でした。
ロッカールームから出て来る選手たちの表情からも、気迫が伝わってきました。
天理大学のキックオフより、試合は開始されました。
前半5分、相手のペナルティより、一気に敵陣ゴール前へ。
この日最初の同志社ボールラインアウトより、主将・田淵がモールから押し込みトライ。
主将のトライにより、開幕戦は好スタートを切りました。
11分には、HOの東(3)が相手のキックをチャージ、それをそのままキャッチし、2つ目のトライをあげます。
前半中盤には、同志社のFWによるプレッシャーに天理大学がペナルティ。
これが認定トライとなり、得点は20-0となります。
しかし、終盤ミスが出始め、前半ロスタイムに1トライを返されます。
前半終了時点で20-7と、同志社が一歩リードした状態で後半へと繋ぎます!
後半は、同志社のキックオフで試合が開始されました。
5分に、ハーフウェイライン左中間付近より右へ展開し、WTB松井(2)が相手を振り切り、後半先制トライ。
しかしその後は、自陣での苦しい時間帯が続きます。
17分と25分にFWから2トライを奪われ、得点は27-19に。
32分、相手のペナルティより、同志社はPGを選択。
SO垣内(4)がこれを成功させ、3点を追加します。
最後は、垣内に代わって入った1回生・髙井が外へ蹴り出し、ノーサイド。
最終スコアは30-19となり、白星スタートで初戦を飾りました。
トップリーグではお馴染みの、試合終了後に選出される"MOM(Man of the Match)"
今年から大学ラグビーでも採用されることになりました!
同志社大学対天理大学の"MOM"は...チャージ・トライを決めた東大樹でした!
関西協会からトロフィーが授与されました。
『接戦になると、セットプレーが勝敗を決めることになるので、もっと確実にラインアウトをとれる球を投げられるよう、日々練習を積み重ねていかなければならないと思いました。』(3回生・東)
Today's Playerには、攻守ともに活躍を見せた松井千士が選ばれました!
『関西リーグ初戦、とても大事な試合だったので、勝てて良かったです!
修正点もあるので、そこを直し次戦に繋げていきたいと思います。』(2回生・松井)
また、今回はフレッシュなこの2人組にも感想を聞いてみました!
『3年ぶりの花園で試合ができてとても楽しかったです。
これから一戦も負けられないので、死に物狂いで頑張りたいと思います!』(1回生・髙井)
『初めて関西リーグに出させていただいて、とても緊張しました。まだまだ自分らしいプレーができなかったので、また出られる機会があったら全力でプレーします!』(1回生・山﨑)
それぞれの想いを胸に挑んだ初戦。
しかし、目指すところはただ一つ、"関西制覇"。
そして、"大学ラグビー日本一"。
この勝利を糧に、残り6試合戦っていきたいと思います。
次節は12日、大阪体育大学との対戦です。
会場は宝が池球技場、12時キックオフです。
今週末もたくさんの方のご来場、お待ちしております!!
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