【DRC本部ニュース】
今年1月1日に亡くなられ、4月10日の「故 ディック・ホックリーさんを偲ぶ会」に同志社ラグビーを代表して出席して頂いた中尾 晃監督より、帰国の報告書を頂きましたので、その全文をご紹介します。
平成21年4月16日
中尾 晃 (H1年卒)
出張報告書
Dick Hockleyさん追悼式典(Memorial Service)に出席のご報告をさせていただきます。
【追悼式典】
○日 時 4月10日(金)14時~15時30分
○場 所 カンタベリー大学 シアタールーム
○出席者 Hockleyさんご家族、同志社・大体大含む日本からの友人
及び招待者、日本大使館関係者、New Brighton & Univer-
sity club関係者及びシニアチームメンバー、polytechnic
関係者、その他友人。
○式典内容
1)スピーチ
・Hockleyさんご兄弟
・polytechnic代表
・New Brighton & University club 両クラブ代表
・坂田 好弘先生(大体大関係者として)
2)感謝状の贈呈
3)スライドショー(ホックリーさんの生涯をスライドにまとめて紹介され
た)
4)Moon Riverを全員で起立して合唱。
【追悼試合】
○翌11日(土)にUniversityグラウンドでNew Brightonとのシニアチー
ムの2試合が行われました。
シニアチームの勝利チームNew Brightonには、Dick Hockley
memorial Trophyが奥様のMargaretさんより渡されました。
○試合後のファンクションでは、坂田先生がUniversity clubのlife
memberに選出され、多くの方々から祝福を受けられました。
【最後に】
ご承知の通りホックリーさんは、2つのラグビークラブにご尽力されただけではなく、教育者としてもご活躍され、polytechnicの一般教養学科の教頭も努められています。
ホックリーさんのお人柄から、お世話になった日本のチーム、個人は数え切れないと思われますが、その中でも同志社に対する強い想いは、どのチームよりも熱かったと関係者からお聞きしました。
これは、1964年のカンタベリー大学日本遠征や、1966年の同志社NZ遠征を初めとした金野先輩、岡先生とホックリーさんとの長年に亘る友情関係に代表されるものだと思います。
ホックリーさんが来日されてコーチを受けた学生時代や、個人的にNZでお世話になったDRCメンバーは数多いと思います。
同志社ラグビーを海外に導いてくださった方々を失った今、早急に海外クラブとの新しい関係を構築する事が、同志社が次の世代に求められている事ではないかと思います。
その結果が、ホックリーさんへの最大の恩返しになるのではないでしょうか。
以上
< 入力: 情報担当 TM >