2020/07/10
KISSでの活動
日頃より温かいご声援を頂き、ありがとうございます。3回生の辻野慎太郎です。
今回、私からは任地KIIT大学、KISS(KIITの初中高等教育機関)の主にKISSについての話をさせていただきます。
僕たち同志社大学ラグビー部が任地KIIT大学につくとKHERO INDIAという大学選手権が開催されていました。
色々なスポーツの試合が行われておりラグビーの試合も行われていました。
ラグビーの試合では子供たちがすごく楽しそうに観戦しており、お祭り騒ぎのように盛り上がっていました。
その合間に、インドの人たちとエキシビションマッチをさせてもらいました。
最初の1プレー目で3回生の舘本君がミスをしてしまい先制点をとられるというハプニングがありながらも、インドの人たちとラグビーの試合を楽しみました。このエキシビションマッチでインドの人たちと交流を深めることができたと思います。
僕たちが指導するのはKIIT、KISSの小学生から大学生までのラグビー部でした。
KISSの子供たちは練習が始まる前に私たちを見つけると足を触りに来ます。
これは目上の人や尊敬している人などに対して、敬意を表すインドの挨拶らしいです。
みんな最初は戸惑いましたが、インドの人たちが歓迎してくれてるんだなと感じました。
練習当初はやはりどういう人かわからないということでよそよそしい子が多かったのですがボールをパスしてキャッチするだけですごい笑顔になってくれる子が多かったです。
言葉を交わさなくても笑顔にできるスポーツの持つ力を感じました。
練習で最初戸惑ったのが人数の多さとそれに対しての練習道具の少なさです。
小学生だけの男女合わせると少なくても200人を超えるぐらいの人数に対してボールは使えて5球前後ぐらいでした。また子供たちはラグビーを理解していない子も多かったと思います。
最初はボールを使ったものを取り組んでいましたが、ボールを触らない時間が長くなってしまい退屈そうにしている子が出ていました。
その対応として、日本の体育の授業でやるようなゲームの中でラグビーにつながりそうものを取り入れるのと、僕自身が笑顔で接することをしていきました。
子供たちは新鮮な遊びをすることで楽しそうにしていて、笑顔で接することのよって子供達も自然と笑顔になってくれていました。
子供たちにラグビーが楽しいものであると理解してもらうことで、ラグビーを続け将来インドラグビーを引っ張っていくような子供がでてきてくれたらいいなと思っています。
この活動で笑顔の大切さ、スポーツの持っている力を学ぶことができました。
これは日本にいたら学べていなかったことだと思います。これを自分だけの学びで終わらすのではなく、チームのみんなにも知ってもらいこれからのこの活動がより良いものになっていくようにしていきたいです。
またインドの子供たちに同志社大学ラグビー部の一員として自分ができる支援もしていきたいと思います。